世代交代って?

2010年6月4日 (金)   ≪ トップページへ ≫

各地法人会女性部会総会が終わり、所属している仙台Ⅰzc
6月総会を残すのみとなった。
問題の宮城県建築士会総会や、事務所協会総会も良い形で
終えられた。

前回はお正月の挨拶だったのですネ。
気分的に少し落ち着いたので久しぶりにMyブログでもと思い
きや、すでに6月。

過日久しぶりに設計問い合わせのお電話があり、有り難きか
と思いきや、その後の連絡今だなし、どうしたのだろう、業界
の厳しさを痛感する。
武士は食わねど高楊子、本当のところ喉から手が出る思いな
のですが、信頼されて何ぼの私ども建築設計の世界、客さま
を絶対後追いなんかしない。

まもなくある新築現場が終わる。
お引渡しまでは心地よい緊張の連続だが、その次期になると
何とも云えない寂寥感で一杯になる。
喜んで頂ける嬉しさ、充実した達成感で設計者冥利に尽き、
スゴイ幸せを感じるのだが兎に角淋しい。

設計の友人が自分は毎日現場に行くとか、な~に一週間に
一回だって?と私の現場監理の仕方を驚いておったが、皆
がスゴイのか、私が酷すぎるのか。

何事も世代交代で何かやるせない。
政界をはじめ、業界、組織団体そして身近な仕事、遊び、
諸もろ。
変に頑張りたくもなし、けどまだまだ頑張りたい。
この年代、頑張る形式形態って結構難しいものですネ。

一人暮らしだとか、若い者達が離れているとか、どことなく
心細い立場で建築計画をされている方、私のような酸いも
甘いも経験した極意の解る、しっとり、ゆったり物事に取り
組みたいお施主さま対応には自分なんか最高に良い、熟
練された設計士と思うのだが。

だから止められない、私のような建築家がやはり必要な
ので。

良い作品とはどんなものを云うのでしょう。
本当に良い仕事をしているという自負ははすごいものが
ある。建築ばかりではなく、かなり様々なことに。

この我の強さが失せたときが自分の引き時なのかナ。
久々に我が心を紐解いてみました。
では又。

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