4か月経ちました。

2011年7月13日 (水)   ≪ トップページへ ≫

随分被災地を巡る機会があった。1か月、2カ月、3か月そして4
か月。あの被災された方々は今どんな心境で過されているの
か。現場は日に日に片付けられて行くが、整理されているだけ
で、何の復旧復興にもなっていない事を痛切に感じるだけ。
この暑いさ中、どんな過し方をしているのでしょう。
15%節電をもじってイチゴ作戦プロジェクトなるものに取り組ん
でいるが、事務所でも車でも暑いと言っては冷房調節している。

家族が、お家が、仕事が、財産がと全て無くして仕舞った方達
の身になって物事を捉えるなんて、所詮出来っこない。
何時まで経ってもどこか気が引ける思いを拭い去る事が出来な
い。重苦しいやるせない日々の毎日です。

東京武蔵境南に姉家族が住んでいる。
資生堂ベテランエステッシャンだった長女とネイルアート熟練者
の3女の姉妹が吉祥寺駅近辺何とか通りで’きれいや’という
こじんまりしたエステのお店をやっている。

おとなりは腕の良い美容室、お向かいはスポーツマッサージと
いうトライアングルの全身リラックス、美しくなれるホットスポット。
1日東京滞在を伸ばして久々に、じっくりのんびりゆったりタイム
を過した。

身に余る立場のお仕事をせねばならなくなり、一寸晴々しい中
にも、小気味良い緊張と何とも言えない重圧感を感じながらも、
亡き母、兄貴そして父を初めとするご先祖様方に見守られてい
る感じがしてならない。幸せ者です。

が、18年も共に暮らした愛犬デックが危篤状態を続けている。
嬉々交々とはこんな事でしょうか。
当ビル地下のライブの出来る飲食店’ば~る・だ~ちゃ’
専門外なので中々経営が落ち着かない、特に人材。
従業員スタッフの気が知れないのだ、どうして?の連続。
地域住民の憩いの場になって欲しいの一念で頑張って
いるのだが、想いが空回りするばかりだ。
好きでやっているのだから仕方ないと言えば仕方ない。
本業の建築とて同じかも。

この道建築設計の仕事も独立してそろそろ35年、良く
まあ続いているものです。有難い事です。恵まれていると
しか言いようがない。
母さんいつもありがとう、そう呟いている毎日です。

こんな世の中になって、誰が幸せなんだろうと思う。
姪の赤子達3人いるが、君達の将来どんな世の中にな
っているのやら、私達もっと真剣に世の子供たちのため、
真面目に考え、しっかり、安心出来るキチッとした世の中
を造っておかなければいけない。

何か取り留めのない思いがぐるぐる廻って仕方ない、忙
しすぎるのだろうか、落ち着いて、落ち着いて、何かに急
かされているのかな。
人生元気に、かつ必要とされる人間であらねばね。
また、頑張ろう。無理せずに。

Comments are closed.

△ このページの上へ戻る