有難うございました。

2007年12月28日 (金)   ≪ トップページへ ≫

とうとう今年も歳の瀬を迎えてしまった。
いろいろあったが、何をやったのだろうの感は又同じ。

何といっても姪、の旦那の淳君が当社に入社した事が一番かな。
私の後継者になってくれるという姪、亜津草を養女娘として受け入れる事にしたのだ。
有り難い、これで本当の身内が出来る。
今日ある自分の礎であるおじいちゃん、おばあちゃんが築いてくれた岩井家も、何とか
受けつなげて行けるかもと本当に嬉しかった。
良い形で、岩井家を渡したいものと気が引き締まる思いがしたものでした。
が、甘かった。
私の緊張は勝手な一人相撲。
人の思いは人それぞれ。思いが同じになる事なんて有りえない。
お互いの思いが同じになるまで待つ事にした。
育った環境、思惑、素地が余りにも違いすぎる。致し方ないのかも。
ダメならダメで仕方ない。
おじいちゃん、おばあちゃんにあの世で合った時に、時代が違った、仕方なかった、ゴメンねと
お詫びするしかないと決心した。
私の、岩井家を受け継ぐという思いの重たさを、心底感じ取ってくれないようじゃネ。
私で代が終わるのも時代のなせる業かも。

もう一つは満65歳、年金が頂ける年代になってしまった事。
周りも介護、孫、健康、連れ合いとの別れ等等、様々な環境に一生懸命している。
私はお陰で細々ながら、建築設計という大好きな仕事を続けさせて頂いている。
幸せ者の一人である事は間違いない。
こんな歳まで相方にも恵まれず、一人身で頑張っているのは健康だからだけだろうか。
思うに、住宅を始めとする建築設計の様々なオーナーさんに同性であれ異性であれ、
その都度、恋心を持って来たからではなかろうか。
魅力的なオーナーさま方に精神的には随分と支えられて来た。
仕事が好きなんて事実じゃない。
オーナーさんが好きなので一生懸命が出来て来れた、その事に尽きるように思う。
好きになれるオーナーさんにどうぞ今後とも巡り合えることを願う。
そんな機会がある限り、頑張れるだろう。

本当に平成19年も皆さんにお助け頂きました。
有難うございました。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

当社HP閲覧32000人目の方のお申し出がなかったのが一寸気掛かり。
12月23,24日の連休の頃と思われます。

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