もうダメなのかなと秘かに心配していた設計監理の物件。
思い切って再度のご機嫌伺いのメールをしてみた。
高いヨー、設計料!の第1声。
お元気だった。良かった。止~めたと言われるのかと思っていただけに、
あの懐かしい元気なお声が聞けた時は何かとても嬉しかった。
お客様のお声が今の私には一番ホッとする。
大分経って仕舞ったが、夢のあるステキなお客さまのお話が仲介の方のゴチャゴチャで
なんで~という形で消滅してからというもの、お客と言えど信じられなくなっていた。
お客さまに対して臆病になってしまったのだ。
臆病では良い仕事が出来るはずがない。
数ある中から自分を選んで下さったお客さま。
自分の持てる力をフルに活動させても未だ足りない位。
ポジティブに、パワフルに全開してのやり方が私流。
お客様が何を言わんとされておられのか?を素早くキャッチし、提案提案を繰り返す。
弱気になるとそれが見えて来ない。出来ない。
そんなんで良い仕事が出来る筈がない。
お客様がお見捨てになっていないのが解っただけでも兎に角嬉しかった。
頑張るゾ~。
やるだけやってダメになるのなら仕方ない。ご縁がなかったのだと忘れられる。
お客の幸せを心から祈られる。
何で~で自然消滅したりした時ほど後味悪いものはない。
あのお客さま、あの時、どうしてだったの~?
今でも引っかかる苦い思い出です。
人生すべからくそんなものかもネ。