震災1年半過ぎて

2012年9月13日 (木)   ≪ トップページへ ≫

何時からこのページを捲っていないのだろう。
建築士会始め国際女性建築家会議UIFA、全国法人会、国際ゾンタ26地区等々所属するさまざまな団体を通して出来る事をやって来た。

が、河北新聞やNHK被災地からの声を見聞きするたび、東北の人達ってどうしてあんな風に優しく、我慢して事を語れるのか、悲しいやら悔しいやら己の情けなさやらで胸を押しつけられる。

どなたにからも先ずご挨拶代わりに今お忙しいのでしょう?大変なんでしょう?と言われる。
建築業界の一員として一羽ひとからげそんな言われ方に一寸躊躇を感じる。
あの被災者の本当の心根を聞いたら自分のグウタラさを恥じ入るばかりで、何とも心苦しい思いで一杯になる。

良く政治家ども臆することなく恥ずかしくもなく覇権争いに勤しんでいられるものだ。兎に角今は全勢力を被災地復興につぎ込んで下さい。ここ1^2年間は。自分だったらこのような仮設住宅に1週間たりとも住んでいられない。被災者はもう1年半よ。ムゴイ。これが同じ国に住む国民、県民、市民の姿であって良いのだろうか。

国家予算 兎に角一寸の期間 新規事業に掛ける事は止めにして、被災者が普通に暮らせる状況を作って欲しい。どんな事も被災者がまともに暮らせない状況では空々しく心から喜べない。

そんな思いで自分に出来る事は何かを探りつつ 70年培った建築設計業務をこんな私で良ければご相談に乗りますの意気込で有難い今の環境を粛々と過させて頂いております。
様々なボランティア(お役目)も精一杯心を込めてこなしております。

先ずは現在元気にしています事を久々のブログでご挨拶させて頂きました。

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