第2回 シックハウス症候群とは?

「シックハウス症候群」という言葉、一度は耳にした事があるのではないでしょうか?
原因は?
対策は?
シックハウスって何?
の疑問にお答えします。

新築やリフォームした住宅に入居した時、新しい家具を置いた時等に、
体調不良を感じた事はありませんか?

シックハウス症候群とは、建築の内装材、家具などから発生するホルムアルデヒド・VOC等の化学物質等が原因で起こる健康影響の事です。

主な症状

* 目がチカチカする
* 喉が痛い
* めまい
* 吐き気
* くしゃみ等のアレルギー症状
* 頭痛・・・・・・
上記以外にも,様々な体調不良が生じるそうです

建材・家具・日用品などに多くの化学物質が使用されるようになったこと

化学物質の発生源は身の回りにたくさんあります。

* 床・壁・天井
* 新しい家具・カーテン・じゅうたん
* 家具や床に塗るワックス類
* 防虫剤・芳香剤・消臭剤・洗剤
* 化粧品・香水・整髪料
* たばこ
* ストーブ
* 調理器具の燃焼ガス

上記のもの,全てが化学物質を発散するわけではありません。

住宅やビルの気密性が高くなったこと

昔の住宅は,閉め切っていても隙間等から空気の入れ替わりがありました

エアコンの使用などで換気が不足しがちになったこと

建材・家具・日用品等から発散する化学物質を減らす

設計・施工
業者実施

居室の内装仕上げに使用する壁紙や床材等について、ホルムアルデヒドを発散する量により、使用禁止や使用面積の制限がされるようになりました。

天井裏・床下・壁内・収納スペース等から居室へのホルムアルデヒド流入を防止する措置が必要になりました。

クロルピリホスを発散する、有機リン系のしろあり駆除剤が使用できなくなりました。

住居者
実施

家具・カーテン・じゅうたん等を購入する際は、化学物質を発散しないものかチェックしましょう。
ホルムアルデヒドの発散量は”☆”の数で表示しています。発散量が少なく、規制の対象外となっている材料には、「F☆☆☆☆」と表示されていますので、購入の際の目安にしてください。

室内での喫煙やファンヒーターの使用は室内の空気が汚染されるので避けたほうが望ましい。
(・・・とあるパンフレットに書いてありましたが、十分な換気を行えばクリアできると個人的には思います。)

換気をして室内の空気をきれいにする

化学物質の発生源は身の回りにたくさんあります。

設計・施工
業者実施

ホルムアルデヒドを発散する材料を使用しない場合でも,家具等からの発散があるため,原則として全ての建築物に対して機械換気設備の設置が義務付けられました。

住居者
実施

機械換気設備の運転だけでなく,天気の良い日等は窓を開けて換気してあげましょう。

原因の項にあるように、化学物質の発生源はたくさんありますが、なるべく発生源を少なくし、こまめに換気をして、快適な生活を送りたいですね。

平成15年7月1日より,シックハウス対策のための規制が導入され,設計・施工業者,各建材メーカーも対応を行っています。

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