建築業者選定の大切さに思う

2007年5月18日 (金) .

住宅展示場の設計監理の仕事が終わった。
山形千歳工務店さんの展示場である。
ロケーション抜群の絶景の高台に建つ建物。
工務店さんの仕事ゆえ、納まりや工夫は自分達で次々と実行され、
内装やインテリア、エクステリア等、工務店奥様の抜群のセンスと探究心とで、
見事なまで美しい格調のある3世帯が住む2世帯住宅、
題して、ハーモニーの家なるモデルハウスがテープカットされた。
敷地の特性の生かし方や、この度の展示場コンセプトを十分満足しえた設計業務では
十分にお役目を果たせたと思うが、現場監理並びに総合監理の面では、
若干業者さんに拠る処、大過ぎたかもしれない。
にしても、本当に意識、技量ともに素晴らしい業者であった。
に比べ、今取り組んでいる現場は掛ける予算の違いがあるかも知れないが、
経験不足の意識の未熟な業者の仕事振りに比し、こんなにも格差が出るものなのか。
たまたま自分の身内の物件故、見て見ぬ振りしているが、
業者選定の間違いは決定打である。
設計業務もさることながら、意識の強い燐とした業者を選定する大切さを
イヤと言うほど思い知らされたものです。

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楽しかった~

2007年4月25日 (水) .

建築以外の異業種交流の意味で、私は仙台Ⅰゾンタクラブという女性の地位、
資質向上と社会奉仕を目的とする団体に所属している。
今期、企画委員長という立場で、先日4月20日青年文化センターにて、
今を時めくNHK紅白歌合戦で一躍有名になった”千の風になって”の秋川雅史氏の
コンサートを開催させて頂いた。
800人というチケットは1週間もしないで完売という盛況さで、大変なものでした。
お役目特権にて、秋川氏の仙台駅への送迎でお車ご一緒し、写真やら、
諸にお話させて頂く事たくさん。
TV雑誌等で見聞きしている方より、はるかに気さくで、笑顔が自然で、
気負いのない素晴らしい貴公子でした。
お歌の方も本物の声量は大変なもので、3,00pm~2時間近く本番さながらのリハーサルで存分に発声されているに関わらず、コンサートホール一杯の声量で、タップリと10数曲、
楽しい小洒落たトークを挟みながらの聞かせは想像以上のものでした。
お役柄、本番は会場では見れない聞かれないと思っていましたので、
客席でバッチリ聞けたのは最高にGOODでした。
我が事務所のスタッフには、それまであれやこれや製作してもらったり、
仕事そっちのけで事務所開店休業の状態が随分とありましたが、
大役を終えた充実感はやったものでしか解らないもの。
日々の建築設計監理の仕事と合い通じるものがあるナ~と思います。
出来て当たり前。ミスをしでかしたらソレ見たことか。
ギャ~の一手。
でも辞められないのヨネ。この業の強さ。
なんの因果でこうもヤイのカンの言われながらこうも建築という仕事ついているのやら。
今日の建築設計の仕事は大変怖い。
良かれと思って信念をもってしているのですが、落とし穴が多すぎる。責任もう取れません。
どこまで責任取らねばならないの?と思う事シバシバです。
が、マイウェイじゃないが人様に求められる限り、やっぱり精一杯やらせて頂きたい。
やらねばかナ?一寸キザだけど。
秋川さんのコンサートの成功をみて更に感じ入ったものです。

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ホッ

2007年4月13日 (金) .

悪い事が重なる時は何でと思うほど重なる。
一昨日ベランダ改修のお客さまから、「業者が信用出来ない。」
兎に角岩井さんに頼んだのだから、現場に来てくれの連絡有り。
過日引き渡した豪邸の追加予算の請求で客様が困り果てている電話。
業者と客から岩井さん何とか片をつけてくれとの両者からの攻め。
10年以上前の引渡し後,何かゴタゴタのあった一寸苦手なお客さまから
トップライト近辺から雨漏りがしている。見てくれの電話。
何か重苦しい電話の連続の日であった。
本日は何とスカツとした1日だったことか。
懸案の追加折衝。お客さま、業者不服ながらもお互いの譲歩で解決。
雨漏りの現場を見て頂ける業者が見つかり、連絡OK.。
ベランダ改修現場での打ち合わせも客様ご理解されと一挙に光が見出せました。
毎日毎日明暗転の繰り返し。
仕事ばかりではない。
ボランティア的様々な団体におけるお役目上の事柄も、
日々何やカンやで悪く言われたり、癒されたり。
静かに日々を送りたいものと望むのだが、性分上所詮無理かも。
にしても良くこう色々あるものじゃ。
久々の土、日の休暇。精神的にゆっくりしたい。

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