2008年4月2日

一寸やる気フツフツ

2008年4月2日 (水)

4月になりました。

かつて何を思ったか、4月1日、当設計事務所開設20周年でもあるし、亡き母の会社の店舗設計料、皆への感謝に使おうと、ハワイにでも行こうかとついつい口走ってしまい、お施主さんである母は勿論のこと、スタッフ総勢6人、岩井設計ハワイ慰安旅行となったあの事が思い起こされます。

日々世知辛くなって来てしまい、気持に余裕がなくなって来ているのを、つくづく感じる今日この頃。

建築士会女性部会仙台支部で、先日、Hさんという、この度役所を定年退職され、自分の思いでばかり生きて来、家庭を少なからず省みることの少なさの犠牲を感じることもあって、家族でお店を営む
事にしたというお話を伺った。
これまでの生き様も、多くの人々を巻き込む物凄い、本物で、パワフル、確実そのものの活動をされて来られた方ですが、どんな時も楽しんでやって来たという話に、自分が忘れかけている何をかに気づかされた思いがしました。

良い仕事がしたい、与えられた役をキチンとこなしたい、身に付くことをしたい、楽しいことをしたい、気楽にゆっくりしたい、等などしたい事ずくめで目一杯になっている。
いつも何かに急かされ、自分自身で、ねばならぬ事に雁字搦めにしているのでは?を
思い知らされた。
彼女はお店やるにしても、本場フランスに赴き、事実を体験して来るという。
スローフーズじゃないが、じっくり、徹底し、、こだわって事に処するその姿勢に、本物をみた。
自分も人様を余計に気に止めず、もっともっと、らしくある事に集中しなければいけないと思った。

人間性格もある。彼女と同じには生きられないが、これからはもっともっとらしく生きてみたい。
今度、自分の所属する、とあるクラブの責任者となる。
素晴らしいこれまでの前任者の功績に、自分は追従できるかとても不安だが、大好きで、存在感を覚える好んで所属している会でもある。目一杯頑張ってみようと思う。

こんな生き方もらしくのひとつかも知れない。
限られたたった2年間のお仕事だが、衒わず、精一杯気持を捧げてみようと思う。
あのHさんのようにどうせやるのだったら思いっきりその事にあたってみる。
設計監理という大事な本業の次に、ここ2,3年は自分をぶっつけてみよう。

たまには、又、自分のために頑張ってくれているスタッフに、大きい楽しみを与える機会をつくる位でないとネ。
チャンスを良く解釈して、夢をつくらねば。
HPの談義を聞かされそんな事を感じた本日でした。

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