2009年3月

建築相談-久しぶりのつぶやき

2009年3月10日 (火)

本当にお久しぶりです。

自分的には我がHPはダサイながらも、手造り感があって良いンじゃない~と思って、ガンとして自前HPで頑張って来たのですが、やはり見る人から言わせると、やはりサホドとは思っていなかったのが本音のようでした。

亡き母が良く言っていました、紘子は我が強すぎると。その我さえ少し加減すると良い娘なんだがナ~とのこと。

このことなんだナ~と久しぶりに母を感じ取ったものです。

創広さんといって、とある会合でお近づきになったお父上の息子さんが訪ねていらして、何とはなくこうなりました。

お顔はゴツイ方なのですが、今時こんな丁重な若者がいるのかしらと思える程、優しく、丁寧で、真面目。

ヤヤもするとこのパソコンの世界の人って一方的で、何でも可、自画自賛型が多く、何や疲れる人が多いのだが、30代後半位の方かと思いますが、ま~ずスゴイ、絶対自己主張をせず、延々と勝手気ままなこちらサイドの声を、あぁそうですねと言って聞いておって、さりげなくこうこうですからネと自分のペースに引き込んで行く。

決して成るほど、ステキ、スゴイとは思わないのですが、良いんじゃない、それも有りネとこちらがいつの間にか折れている。

スゴイと思った、自分にはない人の説得の仕方。

自分は建築の町医者のつもりで、決して上段に構えた建築家にはなるまい、人から頼られる建築家になりたいの思いで今日まで頑張ってきたのであるが、いつの間にかどうして?この方が良いのに、こうされたらと、どこか押し付けがましくなっていたのである。

今回の新しいHPをキッカケに、つくってくれた若者のスタンスのスゴさを参考に、又自分の建築への想いの原点に立ち返って、風、空気、水を基本にした、日本の風土に即した建物造りをやって行きたいと思った。モダンさ追求のあまり開口、外壁、水回りのスッキリ、シャープさにあまり翻弄されない、侘び寂びに繋がるモダンさを自分も求めていきたい、そんな建築を求めたいお施主さまに巡り合えたら、今度こそ腰を据えてジックリ取り組んでみたいのが夢である。

昨年12月からHPご無沙汰でしたが、随分といろんな出来事がありました。楽しい事も多々ありましたし、沢山の事書きたかったのですが、そのうち又ポツリぽつり書いて行きたいと思います。皆さん又宜しくネ。ご意見等も沢山聞かせて下さい。

しっとりお家を造ってみたいというお客様がいらしたら、どうぞ宣伝方宜しくお願い致します。実際、本来は建築の町医者ですのでどんな些細な事でも懇切、丁寧ご相談に応じます。何はともあれお声が掛かってのこと。戦術的には日本古来の数奇屋的民家に挑戦したいです。この年代になって何となく解るもの、でも、まだまだですがネ。

時間との戦いですが、岩井設計のHP一生懸命更新努力しますのでよろしくネ。

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