2008年3月25日

頑張るゾ~!

2008年3月25日 (火)

予算に合わせる事の大変さ。

かなり際どい線まで来て、お施主さんとの信頼関係が危ぶまれる。
こんなに信頼と期待で、目一杯頑張って来てきたのに、でも、とある時点で客の気にそぐわ
なくなってしまう時がある。
どこで、どうして、なんでそうなるの?何がいけなくなったの?
こんなにも一生懸命、只ひたすら客の要望に答えるべく日々精魂傾けて頑張って来ているのに。
が、客の立場は何といっても絶対である。

こんな事で、こんな所まで来て、そんな事言わないで。
唄の文句に良くある言葉が脳裏を横切る。
お客さま、貴方も気を落ちつけて下さい、こんなところで簡単に決めつけないで下さい。
必死の思いがかろうじて今繋がっている。

設計という作業は=自分そのものになっている。
デザインにしろ計画そのもの全て、諸条件の最良を目指して総括しているのである。
無理と承知しつつも、何か手立てがある筈と反芻するのである。
自分は出産の経験はないが、この設計という作業に於いて毎度毎度、
生みの苦しみをやっている。
何のため?誰のため?と思わない訳でもない。
が、宿命なのか、業なのか。
これが快感でもあり、自分の存在意義、自意識高揚をやっているのかもしれない。

とどのつまり、簡単にペケされる事もある。
そして呪い狂う思いをする事もある。
が、どんな事も時が解決してくれるもの。
一生懸命はいつの日か清清しさを呼び起こしてくれる。
だからこの仕事やってられるのでしょうネ。辞められないのでしょうネ。

今抱えている物件兎に角、頑張らねば。
この信頼関係、絶対無駄にはしたくない。
何とか希望にそぐべくあともう少し。
にしてもシンドイ。が、痛快。頑張ろう。

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