2009年3月23日 (月) .
Posted in 未分類 |
今日は、住宅の長寿命化に関する講習会、超長期優良住宅である。とても参考になる良い話であったが、聴講者は20名足らず。
勿体無い事だ。
住宅、建築関係事業者技術向上支援講習会で、最後の講習でもあった。
にしても、建物の維持管理なんて個人の問題なのに、なんで法制化しなければならないのだろう、しかも4~5万円の有料手続で。
ストックしなければならない施策は強制するものなのだろうか、とても納得しかねる法律である。
4月下旬金沢、能登、大阪方面に出張予定がある。
にしても何と能登半島は不便な地であることか。
かつて地震災害で大変な思いをされたのだが、さぞ復旧にはご苦労されておる事と、今更ながら地の利の不利さを痛み入る。
もう跡形もないかも知れないが、当時私たち建築士会の幾人かが、即、現地に駆けつけ、災害支援に赴いた経緯がある。
が、どんなにか大変な思いをされての行動だったかと、頭が下る思いです。
私も手助けって大好きなのですが、如何せん、かえって邪魔と云われる年代になってしまったので、おとなしくするしかないのが残念であり、もどかしくも感じる。
なのに一生懸命ただただ何やかや講習を受けねばならないのは、これまた不合理。自分のためとは言え、兎に角、講習会ずけで疲れます、懐と共に。
またグチッちゃったかな。
このページの上へ戻る △
2009年3月19日 (木) .
Posted in 未分類 |
在来工法の会会長の熱海さんが会社を閉じられてしまったがゆえ、せっかく立ち上げた会でもあるし、高橋清秋さんが暫定会長として、お骨折して頂いておったが、本日の研修会で出席率も芳しくない事もあり、今後の会の運営もどうしようかとなった。
業者さんと設計士、そして木材供給者と、とてもやりようによっては面白い会になったのであるが、建築業界というのは立場が違うとどうしてもソリが合わなくなってしまう。人を頼っては生きていけない世界、無理なからぬ事かも知れない。
立場の違う観点から、それぞれ情報を持ち合って、より良い在来木造建築業界を立ち上げていこうという主旨だったが、やはり分かち合えなかった。
個々では何をするにも限度がある、個々で出来ないものを、集うことでその何かをやってみようじゃないのという事は不必要だったのだろう、在来木造住宅設計30年何がしをやっていて、こんなんじゃいけないと思うことがたくさんあるのだが、業界は不必要なのだった。熱海さんのご苦労今にして思うところである。
でも案外と、お施主さんたちが一番不必要としているのかもしれない。在来木造住宅建築業界への不平、不満、不安を。
このページの上へ戻る △
2009年3月16日 (月) .
Posted in 未分類 |
建築の町医者としてもっともっと一般に浸透すべく発信しようとしますと、とてもじゃないが私のパソコン技量では時間こそかかれ、伝えたい世界の何分の1にしかならない。こんな情報ITの世界にドップリしている人の気がしれない。
頭が下ります。
”建築と私”という建築士会女性部会の 継続事業で、古民家研究者の私共会員の安井妙子さんの話を伺った。一見すごい歴史のある民家には思えない建物も、住み手の思いでこの世界を大事にし、なお住み続ける方法がないものかとの相談があって成り立つ世界だ。
古民家を生かし、次世代へと思いをつなげる仕事は本当に大変であるが、とても大事なお仕事ととても感心させられた。
時代を経た、貴重なお住いに住まわれておられる方々、絶対簡単に取り壊し、新しい住いになどに造り替えないで下さい。
これまでの住空間を活かし、より良い住いに出来るのです。
古きを大事に、新しきを取り入れ、より良い住空間造りに私達女性建築士も頑張りませんか。
とても良いお話でした。
本日東京エレクトロンで永六輔さんの話をきいた。あの楽しい話題豊富なお話さんが、75歳とは思えぬ老け込みに驚いた。あの輝かしい面影はどこへ行ったのの感。年を取るという事の現実、避けられない現実。
他人事ではない。可愛く、尊敬を抱かれ、らしく年負ふ事の難しさ、これも大変な課題である。
熟年は熟年なりの楽しさ、生きがいはあるが、視野を広く持って、大きく泰然と構えていたいものである。それには何はともあれ健康 第1.健康管理一切していないが、永六輔さんを見てそうも言ってられないとつくずく感じ入ったものです。
このページの上へ戻る △